プレスリリース:wCloudスタート (2012年09月27日)

QTSは、(財)九州先端科学技術研究所(ISIT)が2012年9月27日から運用を開始する「wCloud (Workshop Cloud:工房クラウド)」に対して、当社製品「PTaaS (Platform for TaaS)」を提供しています。下記は、ISITのプレスリリースを転載したものです。

「wCloud(Workshop Cloud:工房クラウド)事業の試行開始について」

 2012年9月27日

(財)九州先端科学技術研究所(ISIT)

背景:社会のインフラを支える組込みシステムでは、その高度化に伴うソフトウェアやハードウェア開発量の急増と、高い信頼性の維持、低価格化、タイムリーな市場への投入の要求などに応えるため、コンピュータ上のツールを用いた開発が必須となっています。しかしながらツールを用いた製品開発では、ツール、および、ツールが用いるモデルやデータの利用に関わるコストの低減化が求められています。

 

「wCloud」とは:「wCloud(workshop cloud:工房クラウド)」とは、その名の通りモノづくりのための工房(workshop)をクラウド上に構築し、モノづくりの効率性向上、コスト低減化、開発期間短縮化(短TAT化)、ノウハウの伝承、等を目指すものである。これらの目標は、wCloudの以下の特長により達成します。

  • クラウドのIaaS(Infrastructure as a Service)機能により、モノの開発者は開発に必要な計算機資源を所有することなく、必要な資源を必要な時に必要なだけ使用することでコスト(TCO: Total Cost of Ownership)低減化、短TAT化を達成。
  • wCloud独自のTaaS(Tool as a Service)機能により、モノの開発者は開発に必要な各種CAD/CAEツールを所有することなく、必要なツールを必要な時に必要なだけ使用することで更なるコスト(TCO: Total Cost of Ownership)低減化、短TAT化を達成。
  • wCloud独自のレポジトリ機能により、各種CAD/CAEツール実行の際に必要となる設計データ(モデル)および入出力データをクラウド上で蓄積し、ユーザ(モノの開発者)間で共有することで開発の高効率化、更なるコスト低減化、短TAT化を達成。
  • wCloud上に設けたマーケットプレイス機能により、ツール、モデル、入出力データの開発者が有償/無償でそれらを利用者に提供することを促進し、ツール、モデル、入出力データの品揃えを充実化することでユーザ(モノの開発者)の利便性を高め、更なる開発の高効率化を達成。
  • wCloudとSNS(Social Network Service)機能を連動させ、アプリケーション(モノ)、ツール、モデル等毎に設けたコミュニティ内でのコミュニケーションを促進し、各コミュニティ内でノウハウ等の「知の伝承」を実現。

上記の通り、wCloudは従来のモノの開発環境が開発者サイト(on premise)からクラウドに移行するのみならず、クラウド内でツール、モデル、データ、ノウハウ、等を共有可能とすることで、従来のモノづくりとはまったく次元の異なる新しい開発体験を開発者に提供するものです。

サービス提供のスケジュール:wCloudは本日(平成24年9月27日)より実証評価のための運用を開始します。本実証評価は、ISITおよび連携する企業や研究機関の開発者、研究者を中心に実施します。また平成25年度を目途に、一般に公開しwCloudの本運用を開始する予定です。wCloudの運営はISITが行います。

wCloudへのアクセス:wCloud、および、wCloudに関するニュースや情報は、以下のアドレスのホームページからアクセス可能です。

http://www.workshopcloud.org

 

本件への問い合わせ先:

財団法人 九州先端科学技術研究所

福岡市早良区百道浜2丁目1番22号

TEL:092-852-3460(代表)

担当:穴見、吉松